下半身が気になっている人や、脚やせをするために有酸素運動や筋トレを頑張っていても、運動する時間がなかなか作れなかったり、めんどくさかったりして続かないと悩んでいませんか?
そんな悩みを抱えている人たちでも、お風呂上りの時間を使うことで、効率的に脚やせすることができます。
今回は、お風呂上りにできるマッサージや簡単なストレッチ方法をご紹介します。
10分程度でおこなえる簡単なものばかりなので、運動する時間がなかなか取れない人や、運動がめんどくさくて続かない人もぜひやってみてください。
もくじ
お風呂上りは脚やせ効果が高い!
下半身が太いと気になっている人や脚やせをしたいと思っていても、なかなか運動する時間がとれなかったり、運動が苦手だったりして、結局続かないと悩んでいる人は多いんではないでしょうか?
そんな悩みを持っている人でも、少しの時間を有効に使うことで、効率よく脚やせすることができます。
脚やせに効果的でおすすめの時間は「お風呂上り」です。
お風呂上りは身体が温まっているので筋肉がほぐれやすく、脂肪も柔らかくなっている状態なので、身体にとってよい効果が表れやすいです。
身体が温まった状態のお風呂上りにマッサージや簡単なストレッチをすることで、効率的に脚やせすることができます。
ぜひ毎日忙しい方でもお風呂上りの時間を大切に使って、脚やせをしていきましょう。
お風呂上りは筋肉がほぐれやすい
お風呂に入ることで身体が温まった状態になりますが、身体が温まると筋肉がほぐれやすく、柔らかくなります。
筋肉は長時間のデスクワークなどで身体を動かすことが少なくなると、どんどん凝り固まってしまいます。
また、筋肉をつかわず動かないということは、下半身の筋力も弱くなっていきます。
その状態をほおっておいてしまうと、筋肉の上に脂肪がついてしまい、脚が太くなる原因になってしまいます。
お風呂上りの筋肉が柔らかい状態のときに身体を動かすストレッチなどをおこなうことで、筋肉がほぐれやすく無理なく身体を動かすことができます。
股関節を柔らかくして老廃物を流そう
下半身で一番大切なのが股関節の動きです。
筋肉が固まった状態をそのままにしておくと、股関節や関節の可動域が狭くなるため、下半身が太くなる原因だと言われています。
股関節が固くなってしまうと、血流も悪くなるためむくみやすかったり、老廃物がたまってしまいます。
凝り固まった筋肉をストレッチなどでしっかりと伸ばしてあげることで、股関節や関節も柔らかくなり、下半身が痩せやす
くなります。
お風呂上りは脂肪が柔らかくなる
お風呂上りは身体が温まった状態なので、下半身の脂肪が柔らかくなって落ちやすくなります。
下半身の脂肪は身体が冷えてしまうとどんどん固まってしまい、その状態が続いてしまうと、脂肪は落ちにくくなります。
脂肪が固い状態から柔らかくなるためには、温めてあげることが大事です。
なのでお風呂で身体が温まった状態で、マッサージなどをしてあげることがとても大事になってきます。
お風呂上りにストレッチをすると脚やせ効果が高くなる理由
お風呂上りにストレッチをおこなうと筋肉がほぐれやすいので、ただストレッチをするよりも身体に嬉しい効果があります。
ただ何となくやるよりも、少しの工夫で効果をより実感できると思います。
お風呂上りにストレッチをすると脚やせ効果があがる理由についていくつかご紹介します。
代謝があがる
お風呂上りで体が温まった状態でストレッチをおこなうと、血行が良くなり代謝があがりやすくなります。
血行が良くなると脂肪燃焼効果も高くなるので、下半身が痩せやすくなります。
特に股関節まわりの筋肉がしっかりと伸びることで、血液循環もよくなり代謝がアップしやすくなります。
お風呂上りにしっかりとストレッチをおこなうことで、日常生活の代謝が高い状態を保つことができるので一石二鳥です。
むくみ解消に効果がある
お風呂上りの身体が温まった状態は、リンパや血流の流れがよくなっているので、そのときにストレッチをおこなうことで、老廃物がしっかりと流れてむくみ解消に効果があります。
身体の筋肉が凝り固まってしまうと、老廃物がたまり、むくみやすくなります。
そのためストレッチで下半身の筋肉を伸ばしてあげることで、老廃物が流れやすくなりむくみにくくなります。
特に股関節は老廃物がたまりやすい部分なので、股関節をのばすストレッチを重点的におこなってむくみ解消をしましょう。
リラックス効果がある
お風呂で湯船につかることだけでもリラックス効果がありますが、その流れでお風呂上がりの温まった身体をストレッチすることで、よりリラックス効果を感じることができます。
そのときに大事なのが、しっかりと深呼吸をしながらストレッチをおこなうことです。
深呼吸もリラックス効果を感じることができるので、1日の疲れをとる感覚でストレッチをしましょう。
リラックスすることで筋肉の緊張なども緩和されるし、ストレスは暴飲暴食につながったり、ホルモンバランスが崩れる原因なのでダイエットの天敵です。
そのストレスをためないためにも、リラックスした状態になるようにしましょう。
身体がストレッチをしてリラックスした状態だと、睡眠の質もよくなります。
睡眠はダイエットにとても重要なので、質のよい睡眠をとるためにもストレッチをしてリラックスしましょう。
お風呂上りにやるとマッサージ効果が表れやすい理由
お風呂上りの身体が温まった状態でマッサージをおこないましょう。
身体が温まった状態なので、下半身の脂肪が柔らかくなり、効果が表れやすくなります。
ただマッサージをするよりも、お風呂上りの身体が温まった状態でおこなうことで、しっかりとマッサージ効果を実感することができます。
お風呂上りにマッサージをすることで脚やせ効果があがる理由についていくつかご紹介します。
むくみが軽減される
身体が温まった状態でマッサージをおこなうと、老廃物の流れがよくなります。
脂肪が冷えて固まってしまうことで、老廃物もどんどんたまってしまいます。
その状態で頑張ってマッサージをしたとしても、なかなか効果を感じることは難しいです。
なので、お風呂上りの身体が温まった状態のときにしっかりとマッサージを取り入れることで、リンパや血流の流れがとてもよくなります。
むくみがひどい方や、マッサージしているのにむくみが軽減されないと悩んでいる方は、お風呂上りにマッサージすることがおすすめです。
余分な脂肪が流れやすい
お風呂上りは身体が温まった状態なので、老廃物も流れやすいですが、余分な脂肪も流れやすいです。
普通にマッサージをおこなうよりも、身体が温まった状態は脂肪も柔らかくなっているので、脂肪がつかみやすいです。
柔らかくなった状態でマッサージをおこなうことで、力いっぱいマッサージをする必要もなく、セルライトなど下半身についてしまった脂肪を効率よく流すことができます。
なので、身体が温まった状態でマッサージをおこなうことがおすすめです。
お風呂上りにおすすめのストレッチ方法
お風呂でしっかりと温まったら、お風呂上りにストレッチをしましょう。
代謝も上がるし簡単にできるので、ぜひおこなってみてください。
どのストレッチも時間をかけてゆっくりと深呼吸を意識しながらおこないましょう。
また、伸ばしたい筋肉がしっかりと伸びているのを感じながらおこないましょう。
お風呂上りにおすすめのストレッチ方法を7つご紹介します。
①股関節のストレッチ
ストレッチで一番大事なのは股関節のストレッチです。
股関節が凝り固まることで老廃物やむくみの流れが悪くなり、どんどん下半身が太くなってしまいます。
しっかりと股関節を伸ばしていきましょう。
1 まずあぐらをかくように座ります。
2 両足の裏を合わせて両手で足の指先を離れないようにつかみます。
3 骨盤から上の上半身はまっすぐに伸びるようにします。
4 足はできるだけ、股関節が伸びるようにして、かかとを自分側に引き寄せていきます。
5 なるべく引き寄せてしっかりと股関節を伸ばしましょう。
6 その状態から、膝を床につけていきます。
7 そのまま20~30秒キープします。
8 伸ばしたらまたもとの位置に膝を戻して、またゆっくりと膝を床につけてキープするを5回繰り返します。
膝を床に付けるときは、上半身はやや前傾姿勢でも大丈夫です。
しかし、腰を曲げるのはNGなので気を付けましょう。
②開脚ストレッチ
1 座った状態から足をひろげます。
脚が開脚した状態になるようにしましょう。
2 そのまま限界まで足を広げます。
3 股関節が伸びるのを感じながら、右足の指先を両手でつかみます。
4 そのまま右側に上体を倒していきます。
5 ゆっくりと筋肉を感じながら伸ばします。
6 上体を限界まで倒したら、そこで10秒間キープします。
7 元の位置に戻り、左側も同様に伸ばしていきます。
このストレッチを左右3回繰り返します。
もし、このストレッチがやりにくかったら、片足を曲げて、片足開脚でも大丈夫です。
片足を曲げる際は、足裏を脚の付け根部分にピタッとくっつけるようにしましょう。
③太もものストレッチ
1 仰向けに寝転がります。
2 片足の膝を曲げて、そのまま膝が胸につくようにします。
3 そのまま両手で足を支えながら、ぐっと手で力を入れていきます。
4 反対の足もまっすぐに伸ばしておきます。
5 痛みのでないくらいまで膝を胸に近づけたら、その状態で15秒間キープします。
6 ゆっくりと足を戻して、反対側も同様に膝を曲げてストレッチしていきます。
股関節付近の筋肉をしっかり伸びていることを感じながらおこないましょう。
④お尻のストレッチ
1 仰向きに寝転んだ状態から始めます。
2 両足をまっすぐに伸ばしたら、右足を曲げて左の足をまたぐように倒します。
3 そのまま右足を床にベタッとくっつけて、膝が浮かないようにし左手で膝を抑えます。
4 そのときにまっすぐにのばしている左足は浮かないようになるべくまっすぐになるように保ちましょう。
5 お尻から腰付近の筋肉が伸びていることを意識しながら、20秒間キープします。
反対側も同様におこないましょう。
このとき、右足を曲げて伸ばしているときは、顔は右に向けて脚と反対方向を向くようにすると、より筋肉が伸びます。
左右3回ずつ伸ばしましょう。
⑤レッグランジストレッチ
1 まっすぐに立った状態から始めます。
2 左足を前に大きく出します。
3 腰をゆっくりと下に落として、右足の膝を曲げて後ろにまっすぐ伸ばしていきます。
4 上半身はまっすぐにして、ふらつかないようにしましょう。
5 股関節から伸びるようにして、重心は前でも後ろでもなく真ん中になるように、軸がぶれないようにします。
6 なるべく後ろ側の足を伸ばしていきます。
7 その上体を20秒間キープします。
8 戻るときはゆっくりと戻りましょう。
9 反対側も同様に伸ばしていきます。
⑥ツイストストレッチ
1 仰向けに寝転がった状態から始めます。
2 身体はまっすぐに伸ばした状態から、両手は身体に垂直になるように横に広げます。
3 そのまま、両膝をくっつけたまま立てます。
4 そのままゆっくりと膝を右側に倒していきます。
5 そのまま15秒間キープします。
6 そうしたら左側も同様に、膝を倒していきます。左右3回ずつおこないます。
7 上半身は動かないようにして、下半身だけ動かしていきます。
8 肩も浮かないようにぐっと上半身に力を入れておきます。
腰からしっかりと伸びていることを感じましょう。
⑦自転車こぎストレッチ
1 少しトレーニングみたいな感じになるので、上級者向けのストレッチになります。
2 まず仰向けに寝転がり、両足を真上に垂直に伸ばしていきます。
3 そのまま片方ずつ交互につま先から大きな円を描くようにして回していきます。
4 自転車をこぐ感じをイメージしておこないましょう。
5 このときは上半身は動かさないように、下半身の筋肉をストレッチするように動かしていきます。
6 つま先からゆっくりと動かしていくことで、脚の筋肉のストレッチになります。
急いでおこなうのではなく、ゆっくりと脚を伸ばすように回していきましょう。
50回おこないましょう。
お風呂あがりにおこなうマッサージ方法
お風呂上りの身体が温まった状態でマッサージをおこないましょう。
運動が苦手だったり、忙しく時間が取れなかったりする方でも、マッサージをするだけで脚やせを実感することができます。
より効果を実感するために、お風呂上りの時間を効率よく使ってマッサージしていきましょう。
脚やせのマッサージ方法
マッサージの基本は下から上に向かっておこなうので下からおこなっていきます。
1 まず、足裏を手をグーの形にしてゴリゴリとほぐしていきます。
とくに、土踏まずを重点的にゴリゴリとマッサージしていきます。
そのまま足の指もしっかりと伸ばしましょう。
2 次に足の甲に移ります。
足の甲はとくに老廃物や水分がたまりやすい部分でもあります。
しっかりとほぐしていきましょう。
手をグーの形にして、指の間と間をゴリゴリほぐしていきます。
このときもなるべく、指側から足首に流すようにマッサージしていきます。
とくに足の甲はしっかりとマッサージしましょう。
3 足首も老廃物がとてもたまりやすい部分です。
また、筋肉も固まりやすいので念入りにほぐしていきましょう。
片方の手で足首を支えながら、反対の手で足首を回していきます。
右側に10回、左側に10回ずつ回しましょう。
4 回して足首をほぐしたら、くるぶしのまわりをほぐしていきます。
くるぶしからアキレス腱までのへこんでいる部分を、指で挟むようにしてマッサージしていきます。
下から上になるように力を入れながらマッサージしましょう。
この部分だけでもほぐすことで、老廃物が流れやすくなります。
ぜひマッサージしてみてください。
5 ふくらはぎの裏側を両手で包み込むようにして、親指で下から上に向かって押していきます。
5か所くらいに分けて押しましょう。
これを5回繰り返します。
ひざ裏にリンパ節があるので、そこに向かって流していきましょう。
6 最後に足裏を両手でギューと押します。
足裏から足の甲、足首と流れてきた老廃物をひざ裏に流すような感覚で流しましょう。
ふくらはぎの前側は、手をグーにして下から上に流していきましょう。
これも5回繰り返します。
7 次に太ももです。
太ももは、両手で太ももをつかみ、つかんだまま付け根に向けて流していきます。
足の付け根にリンパ節があるのでそこに流す感じにしましょう。
5回繰り返します。太ももの全体をはがしたら次は内側です。
太ももの内側は脂肪がつきやすいので、そこは念入りに流していきます。
雑巾を絞るように、脂肪をつかみながらギュギュと下から上に向かって流していきます。
8 最後にそけい部分です。
人はそけい部に老廃物や水分が詰まりやすいです。
なので、その部分をほぐしていきます。
人差し指、中指、薬指の3本をそけい部分に当てて、優しくほぐしていきます。
しっかりとほぐすことで、足の裏から流れてきた老廃物がしっかりと流れ出ていってくれます。
クリームやオイルを使おう
マッサージするときは、マッサージクリームやオイルを使うのがおすすめです。
肌も傷めないため、お肌に優しくマッサージをすることができます。
また、滑りもよくなることで、マッサージがおこないやすくなります。
ボディマッサージ用でもいいですし、脂肪が燃焼しやすいマッサージクリームも販売されています。
より効果を感じたい方は、脂肪燃焼用のマッサージクリームがおすすめです。
お風呂の入り方
お風呂上りは、筋肉もほぐれやすくなったり、脂肪も柔らかくなったりと脚やせにとても効果的な時間です。
よりお風呂上りの時間をよくするために、お風呂に入るときから少し工夫をすると、お風呂上りのストレッチやマッサージの効果がより表れるのでおすすめです。
ぜひ試してみてください。
湯船につかる
お風呂に入るときは、シャワーだけで終わらせるのではなく、湯船にしっかりとつかりましょう。
湯船につかることで、疲れもとれるし、なにより身体が温まります。
身体が温まった状態が大切なので、湯船につかることを意識しましょう。
時間がある方や、湯船につかることが好きな方は、半身浴や全身浴もおすすめです。
半身浴や全身欲は身体の芯から温まることができるので、代謝がよくなります。
しっかりと温まって代謝がよくなるので、たくさんの汗をかくことができます。
入浴剤
お風呂に入るときに入浴剤を入れるのがおすすめです。
入浴剤はリラックス効果があるので、リラックスして1日の疲労を癒しましょう。
身体がリラックスすると筋肉もほぐれやすくなります。
また、発汗作用がある入浴剤を使うことで、短時間で体が温まるので、脂肪燃焼効果も高くなります。
日々の疲れや疲労に効果的な入浴剤や、香りでリラックスできるもの、発汗作用があるものなどたくさんの種類のものが販売されています。
自分にあった入浴剤を使いましょう。
お風呂の時間はリラックスタイムなので、しっかりと温まりながらゆっくりと湯船につかりましょう。
お風呂上がりの脚やせ方法まとめ
お風呂上りに簡単なストレッチやマッサージをして脚やせをしましょう。
毎日運動するのは大変ですが、簡単なストレッチやマッサージなので、誰でもおこなうことができます。
お風呂でリラックスして、その流れでおこなうことで続けやすいと思います。
毎日おこなわないとと思うと大変なので、できるだけ自分のペースでおこないましょう。
マッサージとストレッチを両方おこなうのが大変だったり、負担になるようならどちらか片方でも大丈夫です。
なるべく続けることを意識しながら、毎日頑張っていきましょう。
お風呂上りの時間はとても大切なので、その時間を有効に使って美脚を目指しましょう。