痩せたい!
細くなりたい!
と思っていても、なかなか実現しない脚やせにうんざりしていませんか?
特に、ふくらはぎは痩せるのが難しいと言われている部位になりますが、女性なら誰もがスラリとした細いふくらはぎに憧れるはずです。
ふくらはぎが太いだけで、太った印象を与えてしまいますよね。
そんな難しいと言われている【ふくらはぎ痩せ】の太くなる原因と、効果的に痩せられるストレッチ方法を取り入れましょう!
ふくらはぎが太い原因
まず、ふくらはぎがなぜ太くなってしまうのか、原因をしっかり知ることがとても重要になってきます。
身体の中でふくらはぎは、他の部位よりも太くなりやすい部位になっています。
いきなり二の腕やお腹が太ることはあまりないですが、
ふくらはぎは気がついたら自分が思うよりも太っていた!
ということがあります。
原因①むくみ
実は脚が太くなる原因で1番多いと言われているのが【むくみ】なのです。
心臓から1番遠いところにある脚は、血液の流れが悪くなりやすくて、重力の関係で水分が溜まりやすくなっているためにむくみやすいのです。
立ち仕事や、デスクワークなど同じ姿勢が多い生活習慣の人に多く見られる症状です。
また、疲れがたまっているときや、寝不足のときなどにも症状が出てきてしまいます。
他には、加齢によって筋力が低下していたり、運動不足の人はふくらはぎの血液を心臓に戻すためのポンプのような役割が筋力の低下によりうまく機能せず、血液中の水分が停滞してしまいます。
こうして、むくみの症状が出てくると余分な水分や老廃物がどんどん溜まり、脚が太く見えてしまうのです!
原因②脂肪
ふくらはぎが太くなる原因として、単純に脂肪が集まりすぎて太っている
ということも考えられます。
カロリーの過剰摂取や、運動不足のためにカロリーが消費されないので太くなるということです。
そして、体重の変動をあまり気にしない人も太りやすい要因です!
体重計にのる習慣のある人は、自分の身体の変化に敏感で、食生活を見直して運動にも気を配ることができるようになります。
運動をあまりしないためカロリーの消費量が少ないことに加え、カロリーの高い食事をしていれば、たくさんの脂肪を作り出してしまうことになってしまい、体重が増え続けるだけではなく、ふくらはぎが太くなる原因にも繋がります。
原因③筋肉
学生時代に、部活やクラブなど習慣的に運動をしていた人も、ふくらはぎが太くなりやすい原因をつくっているようです。
毎日スポーツをして鍛えた筋肉は、運動する習慣がなくなると脂肪へと変わっていくのです!
脂肪へと変わっていくだけではなく、鍛えられていた筋肉と筋肉の間や筋肉の上に脂肪がつくことで、脚が太くなるんですね。
運動をする習慣がなかった!
という人の中でも、X脚やO脚の人、ドタドタと足裏全体をつかって歩く人も、余分な筋肉を使っているので、筋肉太りになっている可能性があります。
原因④セルライト
女性なら、誰もが悩んだことがある【セルライト】も、ふくらはぎを太くする原因だと言われています。
セルライトは、脂肪と老廃物のかたまりです。
一度できてしまうと自然に消えることはなく、痩せにくくなるということも言われていますよね。
基礎代謝が低いことがセルライトをつくりやすい環境にしてしまい、冷えやむくみの原因にもなっていきます。
必要な栄養素を摂取するだけではなく、身体に不要な老廃物がスムーズに排出されなくなることで痩せにくくなり、むしろ太くなりやすくなってしまうのです!
そして、人間の身体は体内の奥のほうの脂肪から燃焼されていくので、カロリーの過剰摂取や水分不足の身体では脂肪をどんどん蓄積させてしまい、いつまでもセルライトが燃焼されないために、太くなってしまいます。
タイプごとの解消方法!
ここからは先ほどご紹介した太り方のタイプごとに、具体的な解消ストレッチ方法をご紹介していきます!
効果的にふくらはぎを痩せるためには、間違った方法でダイエットをしても意味がないので、自分の原因をしっかり確認したうえで最適な方法を実践していきましょう。
複数当てはまった人は、広く取り入れて効果があったものを日常的に継続していくことをオススメします!
むくみ・セルライトの解消法
むくみやセルライトが気になっている人は、思っているより多くいるはずです。
デスクワークや立ちっぱなしの仕事などで、同じ姿勢をしている人はもちろん、むくみやすくなってしまいます。
時間が長くなればなるほど、むくみを感じてしまうのは当たり前ですよね。
血流をよくして、老廃物を溜めないことが大切!
同じ姿勢を続けていると、一定の筋肉しか使わないために血液の循環が悪くなってしまいます。
長時間の同じ姿勢で冷えを感じている人も多いのではないでしょうか?
ふくらはぎは、第二の心臓と呼ばれ非常に重要な役割をはたしています。
たまった血液を心臓に戻すためにポンプのような働きをしているので、ふくらはぎがむくんでいたり、セルライトによって血流が悪くなっているとポンプの働きが上手くできないということになります。
血流が悪くなることで、老廃物も溜まってしまいセルライトを溜めこむ身体になっていきます。
ふくらはぎの筋肉を使うことで、血流がよくなり老廃物の排出が改善されます。
軽いウォーキングやジョギングが良いとされていますが、時間がない人には、ふくらはぎをほぐすストレッチがオススメです。
太い血管を圧迫するストレッチ
女性の指圧では、ふくらはぎの深部までほぐすのが難しいため、効果的な方法として力を入れなくても深部まで刺激できる押圧を使ったストレッチです。
最初は左右トータル5分程おこなうことで、血流が改善されます。
慣れてきたら時間を少しずつ伸ばしていきましょう!
1 四つん這いになり、左脚のヒザを右脚のふくらはぎの上に乗せます。
2 乗せている左脚の重みだけを使い、その位置で上下にヒザを動かします。
3 無理な力を入れずに、少し痛みを感じながらも気持ち良いと感じる程度でおこないます。
4 少しずつヒザの乗せる位置を下のほうへずらしていきます。
5 ふくらはぎ全体を3スポットくらいに分けて刺激してみてください。
6 反対の脚も同様におこなっていきます。
座ったまま、立ったままできるストレッチ
時間がなくても、オフィスで座ったまま、立ち仕事でも立ったまま出来る簡単なストレッチ方法です。
気が付いたときに、何回でもおこなってみましょう!
1 座ったまま、立ったままで両足のかかとを立ててつま先立ちにします。
2 ゆっくりとふくらはぎの筋肉を意識しながら床におろします。
3 床におろすタイミングで、つま先を上がるところまで上げます。
かかとをつけて行う方法、ピッタリと両脚をつけて行う方法、つま先をつけて行う方法と、脚の置きかた次第で気になるところへ効かせることができますよ!
ふくらはぎが鍛えることもできるので、一石二鳥の簡単ストレッチになります。
脂肪太り・筋肉太りの解消法
カロリーの過剰摂取や、運動不足によってふくらはぎが太くなっている人はむくみやセルライトで太くなっている人よりも、簡単に痩せることが難しくなってきます。
生活習慣や食生活の見直しも必要になってくるかと思います。
ですが、カロリー消費をすることでスッキリしたふくらはぎをつくることができます!
代謝をアップさせて脂肪燃焼させることが大切!
今まで蓄積してきた脂肪と、使わなくなって脂肪化している筋肉を落としたいなら
まずは、基礎代謝を上げていきましょう。
基礎代謝が低い人と高い人では、脂肪の燃焼率が全然かわってきます。
低い人は、脂肪燃焼率が下がってしまうだけではなく、太りやすい体質にもなってしまう
ので要注意です!
ふくらはぎ伸ばしストレッチ
ふくらはぎをしっかりと伸ばしてあげることで、代謝もよくなります。
血行や冷えなども改善するストレッチです。
1 床にすわり、脚をまっすぐ前に伸ばします。
2 上半身と床ができるだけ垂直になるようにキープします。
3 足先だけで物を押し出すようなイメージで、グーっと伸ばしていきます。
4 ふくらはぎが刺激されているのを感じたら、3秒間キープします。
5 ゆっくりともとに戻ります。
最初は5回ほどおこない、慣れてきたら徐々に回数を増やしていきましょう。
エア自転車ストレッチ
少し難易度があがりますが、寝転んで行えてふくらはぎだけではなく太ももにも効果的なストレッチです。
1 寝転んだ状態で、腰を持ち上げて脚を天井に向かい上げます。
2 手で腰を支えるようにして、左右交互に自転車をこぐように脚を動かします。
3~5分おこなうと効果的ですが、腰が痛い場合は無理のない程度でおこなうようにしましょう。
脚を大きく動かすことで、脂肪の燃焼率が上がりますよ。
ハムストリングスのストレッチ
ハムストリングスといわれる部位のストレッチです。
筋肉をつかうので脂肪の燃焼率がグーンとあがりたくさんのカロリーを消費できます。
1 両脚を肩幅より少し広めに開いて立ち、ヒザを軽く曲げます。
2 ヒザの位置はそのままで、息をはきながらゆっくりお尻を落としていきます。
3 そのままの状態で息を吸い、もう一度吐きながらゆっくりと戻ります。
5回ほどおこない、慣れてきたら徐々に回数を増やしてみてください。
ヒザに位置を意識することで、姿勢もよくなり身体のバランスも安定します。
ふくらはぎ痩せに効果的なストレッチ まとめ
ふくらはぎ痩せをするためには、まず自分の原因をしっかり知って、その原因にそって改善をしていくことが重要ということが分かりました。
ただ単に、ふくらはぎ痩せをするのではなく、原因を知ることでより効果的に短時間で細いふくらはぎを作ることが出来るのですね!